小学部 自作教材紹介



輪っか抜き


輪っか抜き

《ねらい》

手を使った活動を経験する。

目と手の協応を高める。

《使い方》

棒に挿した輪っかを抜き取る。

棒に輪っかを挿す。

《使用した効果》

輪っかは直径10センチと5センチの2種類あるが、10センチは、棒から抜き取ることができるようになった。

輪っかを挿した棒を目の前に提示して注目させると、すぐに手が伸びて活動に取り組めるようになった。

輪っかの材質が木材をねじったもので軽くて手に取りやすい。



可動式活動ボード


<表面>
可動式活動ボード01
左側:日付、天気、日課 右上:給食メニュー 右下:帰り方の確認
ボード下:カード入れを置くスペース
<裏面>
可動式活動ボード02

《ねらい》

全体で集まり、活動内容を確認する。

児童の目線に合わせ低い高さにすることで、ボードに注目しやすくする。

個別課題時などパーテーションとして使用し、活動に集中できるようにする。

《使い方》

朝の会や授業時の活動内容の確認。

個別課題の時などのパーテーション。

《使用した効果》

今まで使用していたボードよりも画面が広くなったことで、ばらばらになっていた朝の会での使用物品をまとめることができた。その結果、児童の視線が安定し、ボードに注目しやすくなった。

個々のボードの位置が固定されていることで、回を重ねると場所を覚え、今どこに注目すればよいかを児童が理解しやすくなった。

両面使いであることで、裏面に使用する教材を貼りつけておけ、児童への視覚提示をスムーズに行いやすくなった。

活動内容や児童の状況に応じてボードを移動できるため、医療ケア時などの学年の掌握体制をとりやすくなった。



キャスターボード


大キャスターボード01大きなキャスターボード(1)

大キャスターボード02大きなキャスターボード(2)

小キャスターボード小キャスターボード

《ねらい》

児童がキャスターに安全に乗れるように改良する。

《使い方》

小高のコミュニケーションの授業で使用する。

児童の体の大きさ、座位がとれるかとれないかで、キャスターの大小を決定。

《使用した効果》

大きなキャスターボード(1)は、横に板がとりつけてあり、下にマットがついているので、児童が姿勢を急に変換しても仰向けでのせても安心。

もう一つの大きなキャスターボード(2)には、ベルトを取り付けてあり、児童の安全に配慮してある。

小キャスターボードは、うつ伏せで乗る想定でマットをつけてもらったところ、児童の手がキャスターに触れそうになる場面が見られたため、キャスターの周りにマットをつけてもらったところ安全に使用できた。



キャスターチェアー


キャスターチェアー

《ねらい》

児童の足の動きで、後ろに進むように座位保持椅子を改良する。

《使い方》

小高のコミュニケーションの授業で使用する。

足に力を入れて、床面を蹴ることができる児童対象。

《使用した効果》

児童の足を自分の動きや教員の支援で曲げ、床面に足をつけると、足に力を入れてキャスターを動かすことができた。自分が動いたことに気づいたような表情が見られることもあった。



見て、触って分かるランドマーク


ランドマーク01 ランドマーク02 ランドマーク03 ランドマーク04

《ねらい》

視覚や聴覚に障害がある児童が、校内を移動する際に、ランドマークに触れることで位置感覚を養う。

《使い方》

教室から自立活動室の間の4ヶ所に、ランドマークを設置する。

ランドマークに近づいたらスイッチをオンにしてライトを光らせる。

児童がそれに触れて、しばらく過ごしたら電源を切り、次のランドマークまで誘導する活動を繰り返し、自立活動室まで移動する。

《使用しての効果》

この活動を繰り返すことで、教室、廊下、自立活動室の位置関係を覚え、自立活動室に行って活動することを期待するようになったり、自分で目標物に向かって動くことができる範囲が広がってきた。

何度か繰り返してみて、光るライトが気に入って、手引き歩行などで自ら近づくようになった。以前は光るライトが消えると不安定になっていたが、電源が切れても不安定になることなく次のランドマークに向かって落ち着いて移動することができるようになってきた。



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